2017年09月24日
ハザ設置
秋の彼岸が過ぎ、爽やかな日となりました。
荒池緑地の二つ池田んぼには、ハザが準備されました。いよいよ稲刈りがもうすぐです。予定は、10月7日(土)です。
ハザは、9月17日(日)に準備され、23日(土)に設置されました。
ハザとは、イネなどの穀物や野菜を刈り取った後に束ねて天日に干せるよう、木材や竹などで柱を作り、横木を何本か掛けて作ったものです。稲木、稲機、稲掛け、はさ、はせ、はぜ、はでなどいろいろと呼ばれます。形も地方によってさまざまです。
ただ、天日干しをすることは共通です。干すことによってアミノ酸と糖の含量が高くなり、また稲を逆さまに吊るすことで、藁の油分や栄養分、甘みが最下部の米粒へ降りて栄養とうま味が増すと言われます。太陽光という自然エネルギーを利用する古来よりの方法であった。ただ、手間がかかるため少なくなっています。手作業ならではの風景です。
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19:33
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2017年09月11日
田んぼ草刈り
朝晩はすっかり涼しくなり、秋の深まりを感じる白露です。
田んぼの稲は、色づき始め、頭を垂れています。いよいよ稲刈りの時期を待つというところでしょう。
先日の荒池ふるさとクラブの定例活動で、緑地整備が実施されました。田んぼ周辺の草刈りが行われました。畦の除草がされ、歩きやすくなりました。稲刈りも近いことを感じさせてくれます。
また、稲には防鳥テープやテグス(糸)が張られています。無農薬で、収穫だけを目的とはしていませんが、鳥対策も農作業の一環として、案山子同様に行っています。天白区に残る貴重な水田としての役割がこの荒池田んぼにはあります。
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22:27
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2017年09月03日
なごや生きもの一斉調査~淡水貝編~荒池田んぼ
日陰では25℃、涼しい風が吹いていました。さすが、日向は30℃超え。暑いです。
荒池緑地の田んぼでなごや生きもの一斉調査~淡水貝編~が行われました。この淡水貝一斉調査は、なごや生物多様性保全協議会主催で1日(金)・2日(土)・3日(日)の3日間、市内28ヶ所で実施されました。
ちょっとマイナーで見分けのしにくい淡水貝ですが、本格的に調査もされていないということで、貴重種が発見されるかもしれません。また、こうして多くの市民が自然観察調査を行うことで、身近な自然環境を考えることに意義があります。さらに継続的に、定点観察ができることが望ましいです。そして、地域の未来に対して、どう行動していくことができるか。将来、子どもたちが自然環境に対して自主的に行動できることを期待します。
ということで、田んぼではサカマキガイが大量に見つかりました。わずかですが右巻きのモノアラガイも・・・。しかし外来種のハブタエモノアラガイの可能性もあります。このあたりの見分け方は、小さくて非常に難しい。
こんなに大勢で自然調査ができたことがよかったです。子どもの参加もあって何よりです。少し公募がなかったということで心配しました。
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16:29
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