荒池ふるさと情報

　　

　今年も荒池緑地、竹林の路の南門に門松が飾られています。いよいよ２０１２年も最後となりました。来年はよい年であるようにと、願いを込めて据えられているようです。昨年からこの竹林の路が土日に通行ができるようになって飾られるようです。こうした節目の行事が分かることは、とてもよいことで、心に残ります。


  

　　　

　荒池緑地には二つ池という小さな池が二つあります。昔、ため池として使われていた池を市民の手で復元し、荒池緑地が整備されたとき、重機で再復元されました。残念ながら水源までも復元できず、掘られた井戸水が水源となっています。この水が二つ池田んぼに引かれています。
　この人工的で、人通りのある二つ池周辺を縄張りにしている野鳥もいます。その一つがカワセミです。川の宝石といわれる美しい鳥ですが、最近、都市に適応し復活しつつあります。
　写真は、二つ池（上）でのカワセミ雌です。

　　
  

　　

　最高気温が一桁で、最低気温が氷点下。寒い日が続きます。
　
　冬に咲く桜があります。冬桜、四季桜などと言われます。フユザクラ、シキザクラ、ジュウガツザクラ、コブクザクラ。すべて桜の園芸種です。
　荒池緑地、平針の針名神社には、この季節に咲いている桜の木があります。冬景色で、春ほど目立ちませんがよく見ると花が咲いています。八重咲きで、コブクザクラです。コヒガンザクラとカスミザクラの交雑種です。春とこの時期の年２回咲きます。

　　  

　　　　

　荒池緑地二つ池周辺には、モズの縄張りがあります。先日は田んぼの案山子の頭に一羽の雄のモズが止まっていました。なんかユーモラスな案山子の顔と鳥の組み合わせが面白かったです。モズは、下の地面を見つめて尾羽を振っていました。おそらく餌を見つけていたのでしょう。
　小さな猛禽類であるモズ。この寒さで餌となる生き物も隠れていて、狩りが大変と思われます。近くの木の枝にはモズのはやにえもありました。

  

　　　

　真冬のような寒さで、早く雪が降り積もりました。

　散策路の階段も新しくなりました。木製は年数とともに趣が出てくるのですが、劣化も激しく歩行には危険です。そこで補修のため新設されました。荒池緑地の尾根道が歩きやすくなりました。  

　　　

　１２月になって寒い日が続きます。今日は今シーズンの初雪を名古屋で観測しました。
　写真は荒池緑地の展望台にあるベンチです。先月のサンデー定例活動で再生されました。荒池緑地の尾根道の階段を補修した時に、市農業センターを眺めることができる展望台にあるベンチも傷みが目立っていたため、補修されました。
　やはり散策路には木製が似合う。しかし、雨晒しのため傷みます。
　  

　

　　　

　今日も寒い。
　二つ池は、旧ため池だった場所を最近、復元したもの。人手で作ったがあまりうまくいかず、重機を入れて今のようになった。この池で池干しが計画されている。ただ、何のためにという目的がまだはっきりしない。やはりイベントとして行うには、事前調査などの計画性が重要視される。もうこの寒さでは、生物調査も意義が薄れるであろう。何を駆除するのか。移入タニシはどうするのか。植物は？。
　二つあるから、二つ池。



  

　　　

　今日も風が強く、寒い一日となりました。

　荒池の堤防下、空き地となっていたところに重機がありました。荒池とその周辺は鳥たちの格好の隠れ家。工事の重機の音は、鳥たちの妨げとなるでしょう。
　都市の住宅地ですので、いつ開発が始まるか分からない。生き物たちの棲家がどんどん減っていくことに寂しさを感じます。人ばかりが住んで、本当にこれでよいのでしょうか。地方の過疎の問題もあり、簡単に解決できないことばかりです。
  

　　

　寒い一日でした。１２月、冬将軍の到来でしょう。
　荒池緑地の田んぼ周辺です。紅葉、黄葉が美しいです。生き物たちはすっかり冬支度のようで、野鳥が目立つ季節です。
　二つ池には、今日はアオサギが来ていました。カルガモも時々見かけます。鳥たちも生きていくために、餌となる生き物や植物を探しています。