荒池ふるさと情報

新しいベンチ

　果樹園に新しいベンチができていました。炭焼き釜の近くで、竹林の路の脇にあります。しばらくぶりに竹の林に囲まれた道を歩きました。竹林は、本当に眺めがよくなったと思います。
　しかし、雑木林は対照的です。茶色になっています。カシナガのため、枯れているコナラが目立つからです。このベンチに座っても、枯れている木が見えます。  

　８月１５日（日）サンデー定例活動で案山子作りが行われました。そして、田んぼに５体の案山子が立てられました。
　二つ池田んぼには案山子と鳥よけネット、キラキラテープが取り付けられました。いよいよ穂が実り、稲刈りを迎える時期となりました。
　一番下の田んぼの餅米も出穂が始まりました。少々少な目ですが、水も入れられました。一番上の田んぼの餅米はまだ出穂していません。そして、中干し中で水がありません。場所によって、米の種類によって、日当たりによって生長が異なることがよく分かります。  

　二つ池田んぼのうるち米が８月７日より出穂し始めました。１４日現在、ほとんどの稲が出穂し、花が咲いています。もち米ももうすぐでしょう。
　これからいよいよ日当たりと水が大切となります。今年は田んぼの水の出がやや不調のようです。まだ、田んぼが満水となっていません。水不足は、米の成長に致命傷となります。
　出穂から約４０～５０日で稲刈りとなります。これから稲が頭を垂れ、黄金色に色づいてきます。
  

　針名神社のナラ枯れ

　ナラなどの広葉樹が集団枯死していく「ナラ枯れ」が全国の森で猛威をふるっています。いわゆる「カシナガ」です。
　荒池緑地の森もコナラを中心に枯死し、赤茶けて枯れている木を多くみるようになりました。特に、南斜面の大木が多いようです。また、竹などの伐採で急な環境の変化が「ナラ枯れ」を招くようです。ラッピングで対策をとっているようですが、効果的な対策とはなっていないようです。
　人の里山手入れ放棄が爆発的な被害を招いているようです。動植物の生態系のバランスが崩れたため、自然からのしっぺ返しを受けているようです。