荒池ふるさと情報

田んぼのネット
　案山子を立ててから一週間が経ちました。稲穂は、花があっという間に終わり、垂れ下がり始めています。
　スズメなどの鳥対策のため、田んぼの周辺にネットを張りました。どれだけ効果があるかは、案山子と同様に分かりません。しかし、実りの秋を感じさせてくれる風景です。
  

　荒池ふるさとクラブのサンデー定例活動で案山子作りが行われました。市農業センターで案山子を作り、早速、二つ池田んぼに設置しました。
　今年の案山子は、美男美女揃い？二つのミニ案山子も登場しました。あわせて七体の案山子が田んぼに立っています。
　田んぼを見守る案山子をご覧ください。  

稲の花
　５月１７日に田植えをした稲が生長し、花をつけていました。
　稲は出穂してから、花が咲きます。一本の穂には、100個ほどの花がつきますが、それらが一斉に咲くのではなく、花は穂の上部から徐々に咲き始めるという特徴があります。また、稲が花を咲かせるのは天気のよい日の午前中です。
　稲の花は自分で受粉するので開花時間が短いのです。
　二つ池の田んぼでは、もち米よりもうるち米の方がやや早いようです。
　開花の流れは、もみがらが開き、中からおしべが数本のびてきます。おしべの先端には、白い色をした「やく」と呼ばれる部分があり、白い姿を現します。その「やく」に入っている花粉が飛んだ後、おしべを外に残したままもみがらは閉じてしまいます。ちょうど、写真はこの時です。