2009年08月12日
稲の花
稲の花
5月17日に田植えをした稲が生長し、花をつけていました。
稲は出穂してから、花が咲きます。一本の穂には、100個ほどの花がつきますが、それらが一斉に咲くのではなく、花は穂の上部から徐々に咲き始めるという特徴があります。また、稲が花を咲かせるのは天気のよい日の午前中です。
稲の花は自分で受粉するので開花時間が短いのです。
二つ池の田んぼでは、もち米よりもうるち米の方がやや早いようです。
開花の流れは、もみがらが開き、中からおしべが数本のびてきます。おしべの先端には、白い色をした「やく」と呼ばれる部分があり、白い姿を現します。その「やく」に入っている花粉が飛んだ後、おしべを外に残したままもみがらは閉じてしまいます。ちょうど、写真はこの時です。
Posted by ふるさと at 20:05│Comments(0)
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません