荒池ふるさと情報

　　

　梅雨の晴れ間が続きます。
　市農業センターの夏の風物詩ーひょうたん・カボチャトンネルが完成近くなりました。まだ花を咲かせていますが、ツルから垂れ下がりかけている大きな実が目立つようになりました。カボチャも色づいてきていました。このトンネルを見ると、暑い夏の涼しげな空間を思い起こさせてくれます。

  

　　

　雨が一日中、降っていました。梅雨の一日です。
　荒池の北側には空き地があり、池と道路のよい緩衝地帯となっていました。特に野鳥には・・・。そこに重機が入り、建設現場となりました。さらに、あっという間に住宅が建設され始めました。すぐそばを荒池から天白川に続く、繁盛川が流れています。
　都市化の波は、瞬く間です。  

　　

　梅雨で水量が増えるはずの荒池です。しかし、水量調節で水位を下げていますので、水は少なめ。さらに今年の梅雨は、今のところカラ梅雨で少雨。荒池の岸辺は干上がっていました。喜んでいるのはサギ類でしょうか。水位が下がり、餌がとりやすくなります。


  

　　

　梅雨らしく雨が降り続いています。
　恵みの雨が水田の稲を生長させます。そして、水田につきものの雑草も生長させています。青い花の咲くコナギが、稲の間からすくすくと育っています。植えたわけではないのにいつの間にか育っています。雑草の生命力です。除草剤を撒いていない田んぼだからこそ、雑草がよく育ちます。
  

　　

　久しぶりの恵みの雨。
　トンボ池周辺は、荒池ふるさとクラブの定例活動で整備がされていました。周辺の草刈りが行われていました。全部草木も一本残らず刈り取るのではなく、一部を残して刈り取ることは生物への配慮で、環境に優しい方法です。
　水質保全のために、竹炭が袋に入れられて水の中に置かれていました。少しでも水質浄化を試みる方法です。  

　　

　相変わらず、梅雨なのに水不足。井戸水だから、今のところ田んぼはひとまず大丈夫です。

　二つ池のハンゲショウが白さを増してきました。半夏生、半化粧など粋な名前で呼ばれますが、ドクダミ科の多年性植物。夏至ごろに花を咲かせます。葉が半分くらい白くなり、大きな花のようで遠くからも良く目立ちます。この時期ならではの植物でしょう。
　この二つ池のハンゲショウ。例年よりも広がり増えているような気がします。これも池干しで、冬季に周辺植物を刈ったためでしょうか。池干し効果の一つでしょうか。しかし、それにも増して周辺植物もよく育っています。
　なんとも雨が恋しい暑さです。


　  

　　

　台風が来ていて、雨が降る予報でした。しかし前線の影響でさっぱり雨が降りません。

　二つ池には例年のようにカルガモが来ていました。田んぼに稲が植えられるとさまざまな生き物たちがやってきます。
　カルガモ、アオサギ、カワセミは二つ池田んぼ周辺の野鳥の常連さんです。
  

　　

　田植え後、約３週間が経ちました。梅雨に入ったにもかかわらず、晴天が続いています。
　田んぼ周辺の草刈りが行われていました。畦周辺に草が山積みされていました。そして、ムクドリが集団で田んぼ周辺や木に集まっていました。その集団のうるささは並みではありません。これも生きるための技でしょう。
　ムクドリといえば、平針駅周辺で街路樹に集まっていたのが消えたとのことが話題となりました。未だ様子見のことです。
  

　　

　梅雨の合間の晴天です。この日差しを浴びて、田植え後の稲はぐんぐん成長します。
　荒池緑地の二つ池の一番下の田んぼです。田んぼの中を動き回るヒメモノアラガイが、特に目立ちます。この貝はサカマキガイと共生します。ただ稲に負けずに、水田雑草も生え始めています。

  

　　

　市農業センターで野菜の収穫体験が行われていました。季節に応じた野菜を育てている農業センターでは、その時期に取れたての野菜を収穫する体験会が行われます。当日参加で先着順。並べばよいだけで、なかなかの人気。
　この日はタマネギ収穫体験でした。なかなか値打ちで、楽しい体験会です。