2009年10月18日

唐箕(とうみ)


唐箕
 荒池緑地二つ池田んぼで「脱穀と籾すり」が行われました。
 写真は、唐箕と呼ばれる農具です。穀物に混じったしいなや塵・籾殻(もみがら)などを選別して取り除くものです。箱の中に風を送る装置を作り、しいななどを吹き分ける。脱穀した籾、麦、大豆等に混入する稈切れ、わら屑、ごみ、未熟粒の選別に、また玄米中の屑米の除去にも使用される。
 中国から伝来して、我が国の農家では、選別用具として最も大形。昭和30年代まで広く使用され、現在も一部使用されている。手回しハンドルにより、4枚羽根の羽根車を回転する。漏斗から落下する選別物は、風力により、一番口、二番口、三番口に分かれて、精粒、屑粒、わら屑となる。

Posted by ふるさと at 23:07│Comments(0)
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