2017年08月16日

美しい花には・・・外来種タカサゴユリ(シンテッポウユリ)



曇り曇り曇り

 ぐずついた天気が続きます。

 田んぼの畦の脇にあるのり面にタカサゴユリが花盛りです。大きな白い花が美しい・・・???。
 このタカサゴユリ(シンテッポウユリ)は各地で駆除活動がされている外来種です。種子を多くつけ、風で運ばれて分布を拡げます。水はけがよく明るい草原や荒地などに到達すると根付いて葉を伸ばすが、初年度は茎や花を出さずに数枚の葉を出すだけで球根を太らせ、球根が充分太ると翌年度以降に茎を伸ばして大型の花をいくつも咲かせます。分布拡大の速さと交雑の恐れで在来種への影響が大きいのでしょう。台湾原産のユリで、国内ではタカサゴユリとテッポウユリの交雑種であるシンテッポウユリも品種として流通しています。この地の種がどちらかは未確認ですが、いずれも環境省が侵略性の高い外来種として「生態系被害防止外来種リスト」に記載しています。近年各地で繁茂しているが花がきれいなためなかなか駆除されません。少なくとも外来種であることを周知する必要があります。これは、キショウブやオオキンケイギクと同様です。

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Posted by ふるさと at 20:58│Comments(0)
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