2010年07月05日

畦の大豆の花



 田んぼの畦にダイズが植えられています。マメ科で窒素固定の役割があり、枝豆等食品としての馴染みがあることから、日本人にとって密接な関係のある作物であります。
 そのダイズが花を咲かせていました。白い蝶形花です。紫や淡紅色の花をつけるものもあります。
 日本では色々な形に加工され利用されている。まず、大豆を暗所で発芽させるともやし、畑で育てて未熟大豆を枝ごと収穫し茹でると枝豆、さらに育てて完熟したらダイズ。ダイズを搾ると大豆油、煎って粉にするときな粉、蒸したダイズを麹菌で発酵させると醤油・味噌、また蒸した大豆を納豆菌で発酵させると納豆。熟したダイズを搾ると液体は豆乳、その残りはおから、豆乳を温めて液面に形成される膜を湯葉、にがりを入れて塩析でたんぱく質を固めると豆腐、豆腐を揚げると「油揚げ」「厚揚げ」、焼くと「焼き豆腐」、凍らせて「凍み(高野)豆腐」。
 ほんとうに様々な利用法があります。大豆にはサポニン等水溶性の毒性物質が含まれており、これらの加工は毒性物質を取り除く意味もある。

Posted by ふるさと at 20:36│Comments(0)
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