2018年12月31日
冬の荒池
寒い日が続きます。これが例年の年末の寒さでしょうか。
荒池緑地の名は、荒池からきています。この荒池、市内で3番目の大きさのため池です。この地域にも多くのため池がありましたが、農業の衰退とともに消えていきました。農業遺産としての文化的価値があるため池は、生物多様性のためにも大きな価値があります。農業で水が使われなくなった今、洪水治水対策としての利用がされるのみになっています。温暖化対策としての価値にももっと注目されるとよいと思います。
さて、荒池ですが、野鳥の宝庫でありますし、ハンノキの雑木林は、何とも幻想的な景色を見せてくれます。池の水位によって、周辺の植生が変わることをよく表しています。ヨシの林など冬ならではの風景も見られます。
我々、生物にとって「命の水」の宝庫である「ため池」について考えてみたいと思います。
Posted by ふるさと at
15:37
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