2017年07月27日
ビオトープ
湿った空気の影響で蒸し暑い日が続きます。
荒池緑地二つ池田んぼの上、おまけ田にビオトープができたようです。ここの田んぼ(上)は、木のために日陰となり稲の生長は芳しくない場所です。しかも蛍のために外部からタニシを無断で放流するという生態系を無視したことも行われた場所です。ですから、今一度、ビオトープについて考えてみたいと思います。
ビオトープとは、生き物が生息する場所というような生物生息空間を意味し、造語で概念であり、たいして新しい言葉でもない。最近、よく耳にするのは地球環境問題と関係があるようです。そして、ベランダビオトープ、学校ビオトープ、公園ビオトープ、田んぼビオトープ、河川ビオトープ等と小さなものから広大なものまで規模もさまざまである。ただ、生態系の知識を生かして、自然環境の復元や保全を図るものです。ですから、作りっぱなしではなく手入れが大事です。それにもましてモニタリングが必要不可欠です。
何のために行い、目標を設定し、経過観察や反省を行い、次の行動に生かしていく。どんなことにもあてはまる大事なことです。
荒池緑地には、トンボ池やトンボ王国などビオトープができました。しかし、現実にはトンボの数は減っています。荒池緑地保全活動に着手して、10年が経過しました。広い視野ですべての活動を見直す時かもしれません。
Posted by ふるさと at
16:43
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